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ME-BYOとは

神奈川県では、心身の状態を「健康か病気か」といった明確に二つに分けられるものとして捉えるのではなく、図のように、心身の状態は健康と病気の間で常に連続的に変化するものとして捉えています。

「未病の改善」とは、心身の状態の変化の中で、特定の疾患の予防にとどまらず、心身をより健康な状態に近づけていくことです。

アルファベット表記の「ME-BYO」は、日本のほか、米国、欧州、シンガポールで商標登録されています。

3つの取り組み

未病の改善には、以下の3つの取り組みが重要です。

毎日の食生活を見直し、健康的な食生活へ改善すること。オーラルフレイル対策も重要です。
運動
日常生活にスポーツや運動を取り入れること。質の良い睡眠も重要です。
社会参加
ボランティアや趣味の活動等で他者と交流し、社会とのつながりを持つこと。ボランティア活動をしている人のほうが、より自立度が高いというデータも、人との交流が健康的な暮らしをもたらすということを証明しています。

※心身の機能の低下につながる口腔機能の虚弱な状態

まずは未病の見える化から—未病指標

「未病指標(ME-BYO INDEX)」とは、自分が「健康」と「病気」のグラデーションのどこにいるのか、生活習慣、認知機能、生活機能、メンタルヘルス・ストレスの4つの領域から、あなたの現在の未病の状態を数値等で「見える化」するものです。

「未病指標」の測定・入力項目

「未病指標」を測定するには、神奈川県が運営するスマートフォン用アプリケーション「マイME-BYOカルテ」をダウンロードし、15個の項目を測定・入力することで、あなたの未病の状態を100点満点で確認することができます。

「未病指標」を利用すると?

「「未病指標」を利用すると、未病に関する「3つの見える化」が可能となり、日々の健康管理と未病改善に役立てることができます。

未病改善に向け、まずは自分の未病を「見える化」してみませんか?

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国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川」の取り組み

ME-BYOについての啓発および議論の深化を狙いとして、「ME-BYOサミット神奈川」を2015年、17年、19年と開催してきました。国内外から有識者を招へいし、2日間にわたり未病指標や、未病コンセプトに基づく持続可能な新たな社会システムの実現に向けて、幅広い議論を行っています。

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